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白橿生祭とは

 白橿生祭(かしふさい)とは毎年10月末に開催している奈良県立医科大学大学祭です。例年学生による模擬店、ステージや、著名人を招いてのシンポジウムなどを開いています。

 今年は「奈良に恋する2日間」をテーマとしてより地元志向を目指し、地元の有名飲食店招致や医療体験イベントにも力を入れています。来場者全員が何かを得られる、そんな学祭にできれば幸いです。

 「奈良医大らしさとは何か?」この問いが私たち学祭実行委員の

出発点でした。

 白橿生祭(かしふさい)を立ち上げるにあたって、私たちには、

の大学には真似のできない独自性を追及したいという思いがあったのです。 

 最先端の医療技術をはじめとして、広がる豊かな自然、由緒ある歴史的遺産や町並みなど、少し目を向ければ奈良医大は魅力に溢れています。多様な魅力が集まる「奈良という土地との繋がり」と「医療に特化した大学」であることが我々のかけがえのない財産である。これこそが先ほどの問いに対する我々の答えです。この大学祭を通して、いままで見過ごされていた地元の魅力​を発掘し、自身の健康を振り返るとともに健康と医療の密接な繋がりを感じてもらいたい。このような思いを込めて、本年度白橿生祭のテーマを「奈良に恋する2日間~あなたと医療のキョリ、縮めます~」としました。 

 多くの方々のご協力もあり、テーマに沿いつつ、皆様にお楽しみいただける企画を準備できたと自負しております。今井町とのコラボイベント、地元有名店を招いてのグルメフェア、などの地元との共同企画や、熊井先生はじめ高名な先生方の講演会、ステージでの各イベント、吉本芸人による漫才、学生有志による模擬店、等の多種多様なイベントが目白押しです。また学祭プレイベントをイオンモール橿原で開催し、子ども医療体験や家族の健康長寿について考えるイベントも行いました。どの企画も魅力的ですが、普段は見ることも触れることもない医療機器を見たり触ったりできる医学展示イベントは、是非とも体験していただきたい一押しの企画です。 

 この白橿生祭を通して、現在まで脈々と受け継がれてきた奈良医大の伝統と精神、そして一方、若くエネルギーにあふれた発想や積極性、これら古今の融合がさらなる奈良医大躍進の道を照らす一助となると確信しております。今年の大学祭が学生全員の思い出に残り、医療従事者として社会に貢献する豊かな人間性、世界へ羽ばたくような先見性を育むとともに、奈良医大、橿原市そして奈良県のますますの活性化に繋がる地元のお祭りの一つとなれば幸いに思います。 

 最後になりましたが、平成28年奈良県立医科大学白橿生祭を開催するにあたり、ご協力して下さった近隣の皆様方、お忙しい中、白橿生祭へのご理解を頂きパンフレットに掲載して下さった病院、企業、店舗各位、様々な形で協力して下さった教室、領域、同窓会各位、ご指導ご鞭撻下さった諸先生方、アドバイス下さった先輩方にはこの場をお借りして白橿生祭実行委員一同より深く御礼申し上げます。 

「白橿生祭によせて」

奈良県立医科大学大学祭実行委員長 美波直岐

実行委員長挨拶

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